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【楽器の紛失・盗難防止】4,500円で買える安心!AirTag(エアタグ)

  • 楽器を持ち歩く際に、どこかに置き忘れてしまわないか心配
  • 高価な楽器なので、盗難対策をしたい

実は、これから紹介するAirTag(エアタグ)を持てば、楽器の置き忘れなどによる紛失や、盗難に関する心配はほとんど無くなります。

私自身、数年前に楽器を紛失しました。そのときAirTagさえあれば、スムーズに楽器を発見できたはずです。

この記事では、AirTagの基本的な性能・初回設定方法・楽器紛失や盗難対策につながる情報を、私の実体験を交えて解説していきます。

この記事を読むと、AirTagを使う楽器紛失・盗難対策方法と、メリット・デメリットを理解することができます。

結論

AirTagは楽器の完璧な紛失対策となり、盗難対策にも一定の効果あり

代替品があるわけではないので、何か起こる前に購入しておくべき

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1.AirTagは、iPhoneを使って位置情報を検索できる

AirTagとは、Appleから発売された紛失防止のタグです。このタグを取り付けておくと、iPhoneの「探す」アプリから、位置情報を検索できます。

AirTagを楽器ケースにつけておけば、このようにマップ上に位置を表示できます。

AirTag操作

2.AirTagの設定方法・使い方は超簡単!

AirTagは非常にシンプルなつくりになっています。

2-1.AirTagの初期設定は簡単、2~3分で終了

AirTagの初期設定は、本当に簡単で、箱を開けてから2~3分で終了します。手順を紹介します。

手順① iPhoneのBluetoothをオンにして、AirTagに近づける

AirTag設定1

AirTagに近づけると、iPhoneに登録用の画面が表示されますので、iPhoneの画面で、手順に沿って操作していくだけです。

手順② AirTagの名称設定

AirTagをつける一般的なものである「財布」「鍵」などがありますが、「楽器ケース」は選択肢にないので、「カスタム」を選び、自分で名称をつけます。

AirTag設定2
バージェス

自分は楽器ケースが複数あるので、楽器名を入力しました。

手順③ 絵文字の登録

アプリの地図上で表示される絵文字を選択します。LINE等で使える絵文字と同様の種類があります。

AirTag設定3

手順④ AirTagとAppleIDの連携

自動的にAirTagとiPhoneのAppleIDを紐づけてくれます。これで初期設定は終了です。

AirTag設定4

2-2.AirTagの使い方は基本「探す」アプリを起動するだけ

「探す」アプリから「持ち物を探す」を選択すると、手順③で選択した絵文字が、地図上に表示されます。

AirTag操作

2-3.電池交換時期は、スマホに通知あり

「AirTagを使用していたが、いつの間にか電池が無くなってしまった」という心配は不要です。

電池残量が減ると、スマホの通知で、次のような警告がでるようになっています。

↑「Baritone Saxophone」というのは、上記手順②でつけた、AirTagの名称です。

3.【体験談あり】AirTagは、完璧な楽器紛失対策になる

遺失届
※当時はまだ、AirTagが発売する前でした

AirTagがあれば、楽器を紛失した場合、地図上に位置を示してくれるため、必ず発見できます。

過去に私自身が、楽器を紛失した体験を例にお話しします。(写真はそのとき、警察に遺失届を出したものです…)

実際どこのタイミングで、楽器を紛失したのか定かではなかったので、立ち寄った場所も含め、確認しました。

  • 警察
  • 鉄道会社(JR・私鉄)
  • 立ち寄ったお店や施設

幸い、自分のケースでは紛失した次の日の夕方に、JRからの連絡があり、無事楽器は手元に。

もしこのとき、AirTagが自分の楽器ケースについていたと仮定すると、JRの駅に楽器があることが、自分のiPhoneから確認できたことになります。

連絡する先が、JRだけで済むこともメリットですが、何より楽器がどこにあるのか把握できると、精神的にかなり落ち着けたはずです。

バージェス

楽器を始めて20年以上たちますが、こんな経験は1回のみです。

誰にとっても「紛失なんて絶対しない」とは言い切れないので、何かある前に準備しておきましょう!!

4.AirTagは楽器の盗難対策にも一定の効果あり!

残念ながらAirTagは、紛失対策とは異なり、盗難対策としては万能ではありません。

しかし、盗難対策としても一定の効果はありますので、やはりAirTagは準備しておくべきです。

4-1.盗難対策としてAirTagが万能でない理由

まず、楽器を盗んだ人がAirTagを発見した場合、AirTagだけをどこかに捨ててしまうはずです。

また、AirTagは、自分の手元から離れて、8~24時間内の間でランダムに音がなる仕様があります。つまり、AirTagを隠していても、音が鳴って見つけられてしまいます。

これはストーカー対策として、AirTagに標準的に備わっている機能であるため、変更できません。

4-2.盗難対策としてのAirTagの使い方

盗難対策として、AirTagを使う場合、考えられる方法は次の2つです。

  1. 楽器ケースの外の目立つ位置に、AirTagをつける
  2. 楽器ケースの中に、AirTagを隠す

推奨するのは①の「楽器ケースの外の目立つ位置に、AirTagをつける」です。

目立つ位置にAirTagがあれば、盗難の抑止になります。(わざわざ危険を冒して、AirTagがついているものを盗むことは考えにくいです。)

AirTagのケースは様々なものが発売されていますが、Belkin社の「ワイヤーケーブル付きセキュアホルダー」がオススメです。

ワイヤーを切断するか、専用の工具(六角レンチ)がないと、楽器ケースからAirTagを外すことができないため、より盗難対策効果が強くなります。

AirTagケース2
↑ワイヤーがホルダーの中に埋め込まれています。蓋を外した状態(写真右)にするには、六角レンチが必要です。

②の「楽器ケースの中に、AirTagを隠す」というのは、現実的には難しいです。

確かにAirTagが見つからなけれれば、盗まれてから最短8時間は追跡できますが、そもそも楽器ケースの中に、AirTagを隠せる場所がほとんどないからです。

応用技としては、「楽器ケースの目立つ位置につけながら、ケースの中にも隠しておく」というのも有効かもしれません。

外についたAirTagを外した後に、まさか中にまでAirTagが隠されている、とはなかなか考えないはずです。

5.代替品はあるけど、コストがかかり過ぎる

AirTagと似たような機能を持つ商品としては、GPS発信機がありますが、コストがかかり過ぎるというデメリットがあります。

GPS発信機自体の料金も高いですが、何より月に定額で料金がかかるものが多いです。

特に複数の楽器ケースがある方にとっては、大きな負担です。

GPS発信機自体は1つ購入しておいて、都度入れ替えることもできますが、そもそもGPS発信機を入れ忘れてしまったら意味がありません。やはり、楽器ケースごとに紛失・盗難対策はしておくべきです。

まとめ

「全ての楽器演奏家はAirTagを使うべき」と私は考えます。その理由は次の通りです。

AirTagを持つべき理由
  • AirTagは完璧な紛失対策が可能
  • AirTagの盗難防止対策は、完璧ではないが、一定の効果あり
  • AirTagの代わりになるのは、現状GPS発信機だが、コストがかかり過ぎる

ついうっかり楽器をどこかに置き忘れてしまう、というのはいつ発生するか分かりません。今すぐ、AirTagを準備しておきましょう!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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