サックス奏法

サックス~キーの名称 語源からキー名称を覚える

一般的に使われる、サックスのキー名称はこちらです。

サックスのキー名称

ここからは、キー名称の語源も解説していきます。

このブログの解説でも、こちらのキー名称を使っていきます。

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1.キー名称はなるべく覚えるべき

サックスのキー名称は、このページを参考にしてもらえれば問題ありません。

しかし、出来ることなら覚えてしまった方がよいです。

理由はこちらの2つです。

キー名称を覚えるべき理由
  1. サックスの解説は、キー名称で書かれていることが多い
  2. 楽器の調整をお願いするときに、リペア担当の方と意志の疎通がとりやすい
バージェス

特に、急な楽器の故障で、リペア担当に電話で楽器の状況や見積もりをお願いしたいときに、キー名称の知識は役立った。

逆に、キーの名称さえも覚えていないリペア担当がいて、「この人には楽器を見て欲しくない」と思ったことも…

2.キー名称を語源から覚える

サックスのキーは数も多いので、闇雲に覚えるのではなく、語源から覚えるのがオススメです。

2-1.音の名称

そのキーを押さえると出る音を、そのままキーの名称にしています。

音は「inC」で書かれている

サックスには、E♭管・B♭管と種類が分かれます。

E♭管・B♭管で同じキーを押さえても、実際に出る音(実音)は違います。

しかし、キーの構造はどのサックスでもほとんど同じなので、

そこで一般的である「inC」を、キーの名称に採用しました。

キー名称記譜の音備考
G#ソ#
C#ド#
B(H)
B♭シ♭
E♭ミ♭
C
High Gソプラノのみ
Low Aバリトンのみ

2-2.C1〜C5キー

語源

フランス語のcôtéのC

côtéは、日本語の「横・側面」、英語のサイド(side)の意味です。

俗に言う「サイドキー」をフランス語にしたものです。

次の譜面のように、音が上がるたびに、C1→C2→C3…と順番に使うキーが増えていきます。

サイドキー語源

2-3.Tc・Ta・Tfキー

語源

トリル(tr)のT

Tは演奏記号のトリル(tr)が、後ろのアルファベットはそのキーを押さえると出る音を表します。

トリルを演奏するとき、クロスフィンガリングを避ける替え指として、重宝されます。

クロスフィンガリングとは、キーを離す動きと、キーを押さえる動きを同時に行うことです。

難しい動きなので、なるべく避けることが望ましいです。

出る音は、他のキーと同じく、inCで書かれています。

運指出る音(inC)
シの運指+Tcキード(C)
ラの運指+Taキーラ#(A#)
ファの運指+Tfキーファ#(F#)

次のようなトリルの譜面が、語源となります。

Tcキー(譜例は、シ→ドのトリル)

サックスTcキー語源

Taキー(譜例は、ラ→シ♭(ラ#)のトリル)

サックスTaキー語源

Tfキー(譜例は、ミ#(ファ)→ファ#のトリル)

サックスTfキー語源

2-4.フロントキー(Fキー)

1番キーより、前面(フロント)に出ているため、フロントキーと呼ばれます。

FキーのFも、フロント(front)からきています。

2-5.Pキー

語源

ペア(pair)のP

1番キーとPキーの2つ(ペア)のキーを、左手人差し指1本でおさえることから、Pキーと呼ばれます。

2-6.複数のキーをまとめた呼び方

2-6①.パームキー

C1・C2・C4キーをまとめた呼び方です。

語源

パーム(palm)は、手のひらのこと

手のひらで操作するキーをまとめています。

2-6②.テーブルキー

G#・C#・B(H)・B♭の4つ、左手小指で操作するキーをまとめた呼び方です。

平たいテーブルのような形になっています。

3.オクターブキー

オクターブキーは、押す場所は1つですが、実は2つのキーがあります。

演奏している音域によって、自動的にキーが開く位置が変わっています。

3-1.第1オクターブキー

真ん中のレ〜ソ#までは、第一オクターブキーを使用しています。

第1オクターブキー
第1オクターブキーの位置

低いレの運指のまま、オクターブキーを押したり離したりしてみましょう。

ネックと本体の結合部の少し下が動きます。

その場所が第1オクターブキーです。

3-2.第2オクターブキー

上のラより高い音は、第2オクターブキーを使用しています。

第2オクターブキーの音域
第2オクターブキーの位置

ネック部分にあります。

下のラの運指のまま、オクターブキーを押したり離したりすれば確認できます。

バリトンサックスは、第1・第2オクターブキーの位置が他のサックスとは違う位置にあります。

サックスができて間もない頃は、第1・第2のオクターブキーを手動で切り替えていました。

(オクターブキーが2つありました。)

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。