リードやリガチャーの付ける位置、きちんと理解して、使い分けられていますか?
この質問に、自信を持って“Yes”と言えなかった方、演奏の質が簡単に変わる可能性があります。
- リードやリガチャーの付け方が決まっていなく、いつも何となく付けてしまっている。
- 「リードの先端の位置=マウスピースから髪の毛1本分下げる」のが正解だと思っている。
私バージェスの、リード・リガチャーの付け方に対する考え方はこちら!
左右の位置は、必ず真っ直ぐつける
リードの硬さに合わせて、付け方を決める
リードの付け方次第で、実は演奏に大きな影響を与えます。
その理由と、具体的なリードの付け方について、解説していきます。
リードの付け方は、正しい知識があるだけで、すぐに演奏が良くなります。
知っているだけで差がつく内容ですので、ぜひ最後までお読みください。
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1.リードの付け方は重要
リードの付け方?
音は出ているので、特に問題ないんじゃないですか?
それは違う!
管楽器は、口元に近いものほど、演奏に与える影響が大きいんだ。
例えば、楽器本体を買い換えるのは難しくとも、より口元に近いネックだけ、本体とは別の素材(金メッキ・銀メッキなど)を使用している奏者がいます。
メーカーもそれをわかって、ネックだけ別の素材を販売しています。
また、フルートでも口元に近い頭部管だけ買い替える奏者もいます。
管楽器は、口元に近いものほど、演奏に与える影響が大きい。
リードの付け方というのは、最も口元に近いところ。
2.サックスのリードの付け方
リードを付ける位置が、非常に重要になります。
付ける位置によって、音や吹き心地が大きく変わります。
2-1.マウスピースに対して真っ直ぐ付ける
まず大切なことは、「マウスピースに対して、リードを真っ直ぐ付ける」という点です。
リードを付ける位置が、左側にそれてしまっています。
そのため、マウスピースが右側から見えてしまっています。

この状態が良くないのは、リードの中心が、口元の中心からズレてしまうからです。
リードの中心に息を当てたとき、1番良い音がします。
左右からマウスピースが見えていない状態です。

慣れるまでは、真っ直ぐ付けるまで時間がかかってしまうかもしれません。
しかし、時間がかかっても良いので、確実に真っ直ぐ付けましょう。
変な演奏のクセがつく、原因となります。
2-2.先端の決め方
次に、先端部分の位置を決めます。次の赤丸の位置です。

「髪の毛1本分、マウスピースが見えるようにする」
このように習った方は、多いのではないでしょうか?
これは半分正解で、半分間違えです。
「髪の毛1本分、マウスピースが見えるようにする」は、答えではなく、あくまで目安
髪の毛1本分は、目安として、そこからリードの位置を上下させます。
リードの硬さに応じて、先端の位置を変える。
- リードが硬い→先端を少し下げる。(髪の毛1本分より、マウスピースが見える。)
- リードが柔らかい→先端を少し上げる。(髪の毛1本分より、マウスピースが見えない。)
リードの位置を上げて、「マウスピースの先端とそろえる」「マウスピースよりリードの位置が上にある」これらもOKです。
この理由は、リガチャーの位置とも関係しますので、後述します。
リードの位置で、吹き心地は変わる。
リードを色々な位置でセットしてみて、実際に吹いて感覚を覚える。
私は柔らかいリードの方が好みなので、髪の毛1本分ほどは、リードの位置を下げてはいない。
3.サックスのリガチャーの付け方
リードほどではありませんが、リガチャーも付ける位置によって音や吹き心地が変わります。
3-1.リガチャーの付ける位置
リガチャーは、リードと同様、真っ直ぐ付けます。
真っ直ぐ付けたときが、最も振動効率が良いように設計されています。
リガチャーを付けるうえでのポイントは、上下の位置です。
- リードが硬い場合→マウスピースの先端寄りに付ける
- リードが柔らかい場合→ネック寄りに付ける
リードの硬さによって、付ける位置を変えるのはリードと同じですが、付ける方向が違うので、注意してください。
これは、リードが最も振動する部分の、長さに関係しています。
(上段)リードを下げて、リガチャーをマウスピースの先端寄りに付ける
(下段)リードを上げて、リガチャーをネック寄りに付ける

リードとリガチャーの位置を変えると、リードが振動する部分の長さが変わります。
特徴は次の通りです。
リードの振動部分が短い | 硬いリードでも操作しやすい コントロールがききやすい |
リードの振動部分が長い | 柔らかいリードでも鳴らしやすい 音に厚みが出やすい |
これらの特徴を理解したうえで、リードとリガチャーの位置を決めましょう。
3-2.ネジの締め具合
ネジの締め過ぎは良くありません!
ネジを締めすぎると、リードの振動を妨げてしまうからです。
リガチャーのネジの締め具合は、演奏していて、リードがズレてこない程度で十分
色々試して、最適なネジの締め具合を覚えましょう。
リード・リガチャーの付け方は、意外と奥が深いです。
皆さんも色々試して、自分なりの付け方を探してみてください。
選定品リード販売のお知らせ
音色・演奏に大きな影響を与えるリードですが、一般的に、楽器やマウスピースのような選定品は販売されていません。
良いリードを良い演奏に直結します。また、良いリードを知らないと、良いリードを選ぶ技術も身に付きません。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。