「良い音色で演奏したい」という想いは、全ての演奏者にとって共通です。
良い音を出すために、自分が演奏する楽器について学ぶことはもちろんですが、それだけでは必ず壁にぶつかります。
- 自分の楽器で、もっと良い音色を出したい
- 自分らしい音楽表現をしたい
私バージェスが考える、全楽器に通ずる音色の向上・上達のコツはこちら!
良い音楽を聴いて、イメージを持つ
イメージできない音は出せない、技術とイメージはタイヤの両輪のようなもの
「音楽は、聴くより演奏する方が好き」過去の自分もそうだったので、気持ちはよく理解できます。
しかし、その考えのままでは、上達のスピードは上がりません。
良い音楽を聴くことで、楽器が上達する理由を解説していきますので、ぜひ最後までお読みください。
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多くの情報から学び、たくさん練習しているのに、自分では気付かずに方向性を間違え、変な癖や固定観念のせいで上達できない人が、実は数多くいます。
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大切なのは「自分に合った、正しい演奏法を知ったうえで」練習すること。努力する方向性を間違えないことが大切です。
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1.サックスや楽器の音色を良くする方法
音色は、その曲・その場面にあったものを選ぶべきで、唯一無二の正解はありません。
全ての音符を同じ音色で演奏しても、魅力的にはなりません。
また音色は、人によって好みが分かれるものです。
自分はどんな音を出したいのかは、自分で答えを出すしかない。
自分の中での答えを「イメージ」できているかが重要。
良い音を出すには、どうすればいいですか?
良い音ってのは、好きな食べ物のようなもので、人によって好みが分かれる。
どんな音色を出したいのか、イメージできてるかな?
うーん…わかりません…
レッスンに行くと、このようなやりとりは多いです。では、イメージを持つためにどうすれば良いのか。
「良い音楽を聴く」
これ以外にありません。理由を解説していきます。
2.音楽を聴く
2-1.音楽を聴かないと上達しない理由とセンスについて
どんなに高い技術があっても、イメージできない音は出せません。
曲・音色のイメージを作るプロセス
音楽を聴き込むことで、曲や音色のイメージが出来上がるのは、次のプロセスとなるからです。
- 音楽を聴き込むと、頭の中でその曲が流れるようになる
- たくさんの良い音楽を聴き込むと、無意識のうちに、良い演奏のパターンを覚えて、音楽性・センスが磨かれる
- そのパターンを取り出して、自分がやりたい音楽のイメージが出来上がる
自分がやりたい音楽のイメージが出来上がるというのは、「こうやって歌いたい・表現したい」というアイディアが生まれるということです。
自分なりの曲の設計図が、勝手に出来上がるイメージです。
これは聴いたことのない曲を演奏するときであっても、同様です。
自分らしい演奏ができる
良い音楽をたくさん聴くと、自分らしい演奏ができるようになります。
自分が無意識に覚えた、良い演奏パターンというのは、「自分の好み」が入っているからです。
好きな演奏・感動した演奏は、忘れられないのと同じです。
人によって好みは違いますので、完全に自分のオリジナルのイメージが出来上がります。たくさんの曲を聴くほど、そのイメージは洗練されます。
良い音楽を聴く=他人のマネ、とはなりません。
練習をする意味・技術の必要性
どんなに良いイメージができたとしても、音として出せないと、誰にも伝えることはできません。
つまり、音楽を聴くことで得られたイメージを、実際の音や演奏として表現するために、技術が必要となります。
技術が向上すれば、よりイメージに近い演奏ができるようになります。逆にイメージできないと、技術は高くてもその音は出せません。
- 音楽を聴いて得られる「イメージ」
- 練習によって得られる「技術」
これらは、良い音楽を作るための両輪で、どちらが欠けることも許されない。
さらに良い音楽にするためにイメージを磨く、イメージした音を出すために技術を磨く。イメージと技術は楽器上達にとって、車の両輪のようなものです。

車は片輪では走行できないように、良い音楽を聴くことは、楽器を使った練習と同じくらい重要です。
良い音楽をたくさん聴くことで、良い演奏のパターンのようなものが、身体に刷り込まれる。
そのパターンから、自分の表現したい曲のイメージが出来上がる。
技術が向上するほど、そのイメージを自在に・鮮明に取り出せるようになる。
これが「センスがある」演奏。
2-2.上達に効果的な音楽の聴き方
「音楽を聴く」ことは大切ですが、無計画に聴いていても、効果は薄いです。
音色向上・楽器上達のために、音楽を聴くときの注意点やポイントをまとめました。
自分が担当する楽器以外の演奏も聴く
良い音楽を聴けば聴くほど、イメージは洗練されていきます。
つまり、自分の担当する楽器にとらわれず、様々な音楽を聴くことが重要です。
サックスの曲を、毎日のように聴いているぞ!
それだけでは、あかーん!たくさんの種類の曲を聴くんや!
- 歌…息づかいが管楽器よりはっきり見える
- クラリネット…基本ノン・ビブラートなので、ビブラートを使う楽器は、ノン・ビブラートをどう取り扱うか学べる
ちなみに多くの音楽大学には、「副科」という制度があり、自分の専門楽器以外の楽器も練習します。
「様々な楽器を学ぶことにメリットがある」という裏付けです。
私自身はサックス奏者だが、弦楽器も学んだ。
管楽器にはないボウイング(弓の返し)を知ることで、息の使い方のレパートリーが格段に増えた。
興味・関心を持って聴く
勉強になる曲であっても、興味や関心を持てない音楽を聴くのは避けましょう。
勉強のためにクラシックを聴こうとしたけど、どうも眠くなってしまって…
これでは、効果がほとんどありません。(気持ちよく眠れて、リフレッシュできるなら、この後の練習がはかどるかもですが…苦笑)
前述した通り、自分の中に取り入れられる演奏パターンは、自分の好みに合うものであるケースが多いからです。
確かに、クラシックは音楽的な内容が濃く、大変勉強になりますし、超一流の名演も数多くあります。一方で、内容が濃いだけに、難易度が高いのも事実です。
私自身も、初めはクラシックが苦手だった。(今は大好き!)
私の好みですが、聴きやすく、上達にも繋がりやすい音楽を、この記事の最後にまとめてみた。参考にしてください。
吹奏楽部員への注意点
様々なジャンルを演奏する、吹奏楽をやられている方には、特に注意すべきことがあります。
「必ず原曲を聴いて、勉強するようにする」ということです。
- クラシック
- JAZZ
- J-POP
- 演歌
- 歌曲
JAZZの名曲「イン・ザ・ムード」を、吹奏楽で演奏することになった。
JAZZのビックバンド編成で演奏された、イン・ザ・ムードを聴いてみた。
JAZZの名曲「イン・ザ・ムード」を、吹奏楽で演奏することになった。
自分が演奏する楽譜と、全く同じ楽譜を使用している演奏を探して、聴いてみた。
今はYouTubeなどの普及で、自分が演奏するものと同じ楽譜を使った演奏を探すことは簡単です。
しかしそれでは、元のジャンルの演奏を模倣したものを、さらに模倣することになります。
そうすると、原曲からは更に遠くなってしまいます。必ず原曲も聴いて、そこから得たインスピレーションを大切にしましょう。
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今回紹介した内容は、あくまで一例です。あなたが取り組んでいるその曲、プロはどのように演奏し、何を考えて演奏しているのか、レッスンでは包み隠さずご説明します。
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(番外編)バージェスが選ぶクラシックが苦手な人でも聴きやすい音楽
音楽を聴く重要性は理解してるつもりだけど、クラシックを聴くと眠くなるし、あまり好きではないんだよな…
吹奏楽団に所属しているから、クラシックは演奏するんだけど…
クラシックを演奏するなら、クラシック音楽を聴くのが1番ですが、眠い目をこすりながら、無理矢理聴いても効果はありません。
しかし、音楽を聴くことで得られるメリットは大きいものです。
そこで、私バージェスが独断と偏見で、クラシックが苦手な方でも聴きやすい演奏家を紹介しますので、ぜひ1度聴いてみてください。
楽器 | 演奏者 |
サクソフォン | 須川展也さん※ |
オーボエ | 宮本文昭さん |
トランペット | セルゲイ・ナカリャコフさん |
ヴァイオリン | 古澤巌さん 葉加瀬太郎さん |
チェロ | 溝口肇さん |
※須川展也さんは、今回の趣旨ですと昔のアルバムをオススメします。新しいアルバムももちろん素晴らしいのですが、難しい音楽が多くなる傾向です。
私にとってクラシック音楽の入口になったのは、「のだめカンタービレ」。
のだめに出てきたクラシック音楽を少しづつ聴くようになってから、クラシック音楽にハマるようになっていた。これもご参考までに。
まとめ
音楽を聴くことの重要性・聴き方の要点は次の通りです。
- イメージできない音は、どんなに技術があっても出せない
- イメージを鍛えるには、良い音楽を聴く
- 自分の演奏する以外の楽曲も聴く
私の場合、楽器を吹く時間は削りたくなかったので、移動などの隙間時間には必ず音楽を聴いていました。
このようにたくさんの音楽を聴くことで、今の私の音楽があると確信しています。
この記事がきっかけで、たくさんの音楽を聴いてもらえれば嬉しいです。
「自分が演奏する曲を、どのように演奏すれば魅力的になるのかイメージできない」など悩みがありましたら、ぜひレッスンをお申し込みください。今回紹介した内容は、あくまで一例です。レッスンでは、あなた専用の練習法・解決策をご提案いたします。
また、レッスンで実際に講師の演奏を聴くことで、演奏のイメージがしやすいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。