楽器演奏全般

サックス・吹奏楽部員向け〜声楽から学ぶ音色・ピッチ改善・高音域の当て方

「音色」「音程」「高音域を当てたい」など、演奏の悩みはつきません。

しかし、これらを一気に解決する手段があります。

それは、「歌・声楽から学ぶ」ということです。

古くから「楽器を自分の身体の一部だと思って、演奏するように」という指導法があります。

これは、自分の身体だけで音楽を表現する、つまり「歌・声楽から学べ」ということに他なりません。

今回はサックス・管楽器演奏に役立つ、声楽の知識を紹介していきます。

この記事を読んでほしい方
  • 自分の楽器で、もっと良い音色を出したい
  • 音程の悪さに悩んでいる
  • 高音域・低音域を当てる確率を高めたい

私バージェスが考える、サックス・管楽器に応用できる声楽の奏法はこちら!

結論

喉・声帯の状態と、共鳴する場所を声楽から学ぶ

今回の内容は、イメージの問題が大きいので、知っているか・知らないかで大きな差がつきます。

知るだけで、より自由に音楽ができるようになりますので、ぜひ最後までお読みください。

「30分だけ」私に時間をください。あなたの1番の演奏の改善点、解決策を提案します。

多くの情報から学び、たくさん練習しているのに、自分では気付かずに方向性を間違え、変な癖や固定観念のせいで上達できない人が、実は数多くいます。

多くの情報から、あなたに合った演奏法を見つけることは、本当に難しいからです。

大切なのは「自分に合った、正しい演奏法を知ったうえで」練習すること。努力する方向性を間違えないことが大切です。

自分に合った正しい演奏法を身につけ、最短で上達したいあなた、ぜひオンラインレッスンを試してみませんか?あなたのレベルに合わせて、個別にオーダーメイドした演奏法をご紹介します。

私のレッスンの特徴は、演奏方法を「理論」で教えること。この理論を使い、私は音楽大学に行かずとも、国際コンクールの上位入賞を成し遂げました。

上達すれば、周りからの称賛も得られ、あなたのサックスライフはより充実したものになります。

レッスンはスマホを持って、カラオケ・スタジオ・自宅などの演奏できる環境に行くだけ。普段の練習と同じ場所・同じ持ち物で、簡単に受講できます。

多くの方に好評いただいたオンラインレッスンが、今だけ無料ですので、ぜひ1度お試しください。

無料オンラインレッスン受付中!

※無料期間は、2023年6月10日に終了します。申込はお早めに!

1.喉・声帯の使い方

まずは、声楽家から喉や声帯の使い方を学びます。

1-1.喉・声帯を正しく開くと音色が良くなる

歌と同じような声帯の状態で、サックス・管楽器を演奏すると音色が良くなり、響きが増します。

実際にやってみよう

音楽の授業で、合唱するようなイメージで、歌を歌ってみましょう。

そのときの、喉・声帯や身体の状態を確認しましょう。

声楽1

同じ「声を出す」という動作でも、歌と普通の会話とは次の点で違いがあります。

会話と歌の差
  • 歌を歌うと、自然と声帯が開く
  • 歌を歌うと、身体が響き、振動を感じる

これと同じ感覚で、サックス・管楽器も演奏すると効果的です。

楽器だけでなく、身体ごと響くイメージが大切です。

バージェス

地声と同じ喉の使い方で楽器を演奏すると、地声のような音で、美しい音色からは遠い。

意図して喉を開くのは止めましょう。あくまで歌っている時と同じ、自然体で声帯を開くことが重要です。

「喉を意図的に開く」ことだけをしようと思うと、舌の奥が下がりがちでアンブシュアが不自然になりますし、力みにも繋がります。

1-2.喉・声帯を使って音程を合わせる

歌で音程を変えるときには、声帯を使います。

サックス・管楽器の演奏であっても、声帯を使って音程を変化させることは有効です。

声帯は、小さな動きで音程を変化させる、超精密な器官です。

アンブシュアを駆使して、無理やり音程を変える

アンブシュアで変化を作ると、どうしても音色が変わってしまいがちです。

また、無理にアンブシュアを変えることで、鳴りや響きも損なわれます。

まずは声帯を使って、音程を変化させてみる。

足りない分は、アンブシュアなどで補助する。

音程を頭でイメージしないと、声帯は使えません。

どうしても合いにくい音は、声帯を使った後に、アンブシュアを使います。

こうすることで、アンブシュアを使いすぎることがなくなります。

バージェス

色々なことを考えすぎず、シンプルに歌と同じように喉や声帯の状態を作ろう。

「喉を開くように」と意識しすぎて、喉を開きすぎて、力んでしまっている人もたまに見かける。

2.楽器の響きが増す身体の共鳴箇所は5つ

声楽家は、歌う音域によって、共鳴(身体を響かせる箇所)させる部分を変えています。

共鳴させる場所

1→5の順で、徐々に高音域になります。管楽器の演奏でも、共鳴の場所は声楽と変わりません。

  1. 首の下側
  2. 首の後ろ
  3. 口蓋垂(こうがいすい・のどちんこのこと)
  4. 頭のてっぺん
  5. 眉間(みけん)

具体的にどの音がどの場所で共鳴するのかは、個人や楽器によっても異なります。

上記「共鳴させる場所」を参考に、自分の楽器ではどこが共鳴しているのか、観察するようにしてみてください。

共鳴する身体の場所の感覚を知れば、出しにくい高音域や低音域を、楽に出せるようになります。

【スマホだけあればOK】地声のような音色から、歌声のような美しい音色に変えてみませんか?

スマホを持って、演奏できる環境に行くだけで受講できる、オンラインレッスンを受け付けています。普段の練習と同じ場所・同じ持ち物でお気軽に体験できます。しかも今なら、初回無料でレッスンを受講できます。

無料オンラインレッスン受付中!

レッスン内容に自信がありますので、無料レッスンを受けた後、有料プランへの勧誘は行いません。お気軽にお申し込み・お問合せください。

今回紹介した内容は、あくまで一例です。音の響きや音程は、喉や声帯以外にも様々な奏法が複雑に関係にしています。レッスンではあなたのお悩みに合わせた、個別の課題解決プログラムをご提案します。

吹奏楽CDレコーディング30枚以上の演奏実績と、ホームページ月間約20,000PVの指導実績がある私、バージェスにお任せください。

まとめ

声楽から学べる、サックス・管楽器の演奏法について解説してきました。

今回の要点
  • 歌と同じように喉・声帯を使う
  • 音程もまずは声帯で合わせるイメージ
  • 身体を共鳴させる場所は、音域によって5つ

「今まで意識した方ことがなかった」という方が、多いのではないでしょうか?

今回の内容は、イメージするだけで演奏が大きく向上する可能性がありますので、積極的に取り組んでみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。