楽器演奏にあたって次のような悩みを持つ方、多いのではないでしょうか?
男子学生
たくさん練習時間は確保しているけど、なかなか楽器が上手くならないんだよぁ…
いろいろアドバイスを受けて、演奏を見直しているけど、どうもしっくりこない。何が上手くいってないかわからない
この悩みを解決するのに、私バージェスからの提案はこちら!
「脱力(リラックス)」
「脱力」は音色、タンギング、ヴィブラートなど全てのテクニックで大切な要素となります。
ですので「脱力」を考えながら練習していくことで、全てのテクニックが上手くいく可能性があるということです。
「脱力」は演奏で悩んでる多くの方が軽く考えがちです。
だからこそ「脱力」について学ぶこと、考えることで周りと差がついていきますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
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多くの情報から学び、たくさん練習しているのに、自分では気付かずに方向性を間違え、変な癖や固定観念のせいで上達できない人が、実は数多くいます。
多くの情報から、あなたに合った演奏法を見つけることは、本当に難しいからです。
大切なのは「自分に合った、正しい演奏法を知ったうえで」練習すること。努力する方向性を間違えないことが大切です。
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1.なぜ「脱力」が演奏において1番大切なのか
数ある演奏法の中で、なぜ脱力を「1番に」大切にしなければならないか、その理由を3つ解説していきます。
1-1.楽器を演奏する全ての行為で必要だから
サックスの指導へ行くと、こんな質問が多いです。
女子学生
指を早くまわすコツとかありますか?
タンギングが激しくならないにはどうすればいいですか?
どうやって吹けば音色がきれいになりますか?
このような質問に対する回答として、
”まずはどう吹けば力が入らないか”を考えること。
指まわし・タンギング・音色。これらは一見関係なさそうだけど、どれも脱力しておかないと上手くいかない。
楽器演奏の様々な要素で、改善させるには脱力が大事
1-2.誰に聞いても例外なく脱力は大切だと言う
楽器演奏の様々な技術については、少なからず流派のようなものが存在していて、全員がその通りやればうまくいくような方法は存在しない。
体格・歯並び・唇の形などは人によって違うので、どのやり方がその人に合うのか違うのはある意味当然なのです。
ですが脱力に関しては例外です。
「演奏上手くやるには、身体のこの部分に力を入れた方がいいよね」
なんて意見は聞いたことありません。(少なくとも演奏が上手な人の口からは…)
どんな演奏の流派であっても、脱力するために、どう演奏すればいいのかを常に考えている。
自分と演奏の価値観が合う人と、楽器奏法の話しをすると、演奏方法に対する意見やアプローチの仕方が全然違っていた、ということは珍しくはない。
「自分と違う意見やアプローチを知る」ということ自体は勉強になる。自分に取り入れるかは別だけどな。
ただし、力んで演奏している人で、上手な人って見たことない。
1-3.楽器演奏以外でも脱力は重要視されている
楽器演奏以外、例えばプロのアスリートのインタビューでも、脱力の重要性を語っている場面をよく見かけます。
プロのアスリートの動きを見ていると、力んでガチガチになって動いている人なんていないですよね?
どの競技であってもプロはしなやかな動きです。逆にその競技を始めたばかりの人の動きはぎこちなく、力んでいるように見えます。
脱力を重要視しているのは、次の理由です。
楽器演奏でもスポーツでも、脱力することで身体がより自由に動くようになるから
例えばサックスのヴィブラートは、ほんの数ミリあごの動かし方を変えるだけで、演奏の印象が大きく変わる。
それだけ楽器演奏というのは、超精密な動きが必要ということ。より自由に動くために脱力が不可欠。
2.脱力を実践する
脱力することは大切な技術で、他の練習と同じように考えて、継続して取り組んでいくことが大切です。
実践するにあたり、3つのヒントを提示します。
2-1.脱力を意識的に取り組む
「楽器演奏」という行為は、人間がとる行動のうち、非日常的な行為にあたります。
「食べる」とか「着替える」などの日常的な行為で、力んでいる人はいないですよね?
人間は非日常的な動き、慣れない動きに関してはどうしても力が入ってしまうものです。
楽器演奏で脱力する、ということは非常に難しいのです。
楽器演奏で脱力することは難しいことで、1つの技術
難しいことなので、意識的に脱力できているか常に気にしながら練習しないと、脱力できるようにならない。
2-2.普段の練習
普段の練習で、ホームページの記事やレッスンで習ったことを実践しようとするときを思い出してください。
そのようなときは、新しい奏法を試す(=今までの奏法とは違う)ことになります。
新しい奏法を取り入れたときに、今までの奏法と比較して、脱力・リラックスができて、力みが取れているか確認する。
今までの奏法と比較して、脱力できている場合はうまくいってる可能性が高いです。
反復練習して自分のものにしてしまいましょう。
今までの奏法よりも力んでしまった場合は、うまくいってない可能性があります。
今までの奏法より力んでしまったからといって、「自分にあっていないか」「ある要素がたりなくて惜しいところまでいっているのか」両方の可能性があるので注意。
脱力できなければ少しずつマイナーチェンジを入れて、それでも脱力できない場合は、1度その新しい奏法を使うことはあきらめることもある。悩んだ場合は、レッスンで見てもらうのが確実。
しかし、悩みがあるたびにレッスンに通うことは、時間的にも金銭的にも難しいと思いますので、脱力という観点から、演奏方法を見直す癖をつけておきましょう。
自分も新しい奏法を取り入れるときは、まず脱力できているかを1番に確認します。
ちなみにプロの先生から習ったことでも、普通にうまくいかないことあります…苦笑
前述したとおり、人の身体のつくりはそれぞれ違うので、自分には合わないこと奏法だってあるということですね。
練習の考え方については、こちらの記事で詳しく解説しています。
>楽器上達のコツ!毎日の楽器練習を効率よく行うための2つの考え方
2-3.アレクサンダー・テクニーク
「脱力」と聞いて、「アレクサンダー・テクニーク」を思い浮かべる方は多いのではないでしょうか?
「アレクサンダー・テクニーク」はもともと身体の動き全般の話しで、演奏だけでなく、様々な分野で活用されています。
わたしもレッスンを受講しましたが、非常に内容が高度で専門的であるので、ここでは導入部分のみを紹介します。
1番力んではいけない箇所は「頭」
試しに頭の位置を意識的に固定して、身体を動かしてみてください。
…身体、すごく動きにくくなりませんか?
身体は全てつながっていて、頭から身体が動いていく、ということを実感できるかと思います。
3.管楽器の脱力法~呼吸法から考える
管楽器の呼吸法として、「吸気主動」という考え方を推奨しています。
深く息を吸い、吐く行為は「吐こう」せず、脱力するだけで行う。
吸気(空気を吸うこと)が主動(主な動き)となっている。
息を深く吸うと、脱力をするだけで、息を吐こうとしなくとも空気は外に自然に出ていきます。
吸気主動で楽器演奏ができると、息を吐いている状態(=脱力状態)なので、力の入りようがありません。
吸気主動を中心とした、管楽器の呼吸法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
>管楽器の呼吸法 第1回~腹式呼吸の復習と「吸気主動」という新しい考え方
4.脱力の誤解と注意点
脱力は重要ですが、何でもかんでも脱力すれば良いわけではありません。最低限の力は必要です。
例えば、脱力しすぎると背筋は丸くなり、姿勢よく立つことはできません。
しかし、背筋を伸ばして立っても、力が入っている感覚は特にないと思います。
楽器でも指を早く回そうとする場合、あまりに力を抜いてしまうと指は動きません。
何事もバランスは大切です。多くの力が抜けるほど、偉いというわけではありません。自分の身体がより自由に動かせるような力の入れ具合が、楽器演奏に必要な脱力です。
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今回紹介した内容は、あくまで一例です。サックス上達にあたり、脱力は必須のスキルですが、習得するのは、非常に難しい専門的なスキルです。レッスンではあなたに合わせた、個別の課題解決プログラムをご提案します。
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まとめ
脱力が大切な理由をまとめると、次の通りです。
- 楽器演奏のどんなテクニックでも、脱力はついてまわる
- 吹き方に流派はあれど、どの流派も「脱力は重要」と口にする
- 身体をより自由に動かすために、楽器演奏以外のジャンルでも脱力は重要視される
ですが一言で脱力といっても、簡単ではないため、日々の練習から意識していくことがとても大切です。
といっても、「脱力が大事なのはわかったけど、もうすぐ本番だったり大事な練習で脱力をマスターする時間がありませんー!」という相談も受けます。
特に演奏会本番などは緊張からいつもより余計に力が入ってしまうことが多いです。
そこで「すぐに実践できる演奏での力み・緊張を和らげる簡単で即効性のある対策」をこちらで解説しています。
>【即効性アリ!】すぐに実践、簡単にできる演奏会での3つの緊張対策
最後までお読みいただき、ありがとうございました。