サックスのソロコンテスト向けの曲を紹介していきます。
曲名だけではなく、演奏時間や難易度、難しいポイント等も紹介していきます。
今回はアルトサックスの初級〜中級編です。そのため、フラジオが必要な曲は除外してます。
中学生や楽器を始めたばかりの方も参考になる内容です。
他の方の評判や、実際にソロコンで演奏されているかも調べてはいますが、私自身が演奏したことのある曲から、選んでいます。
実際に演奏した生の感想をお伝えしていきますので、ぜひ最後までお読みください。
「30分だけ」私に時間をください。あなたの1番の演奏の改善点、解決策を提案します。
多くの情報から学び、たくさん練習しているのに、自分では気付かずに方向性を間違え、変な癖や固定観念のせいで上達できない人が、実は数多くいます。
多くの情報から、あなたに合った演奏法を見つけることは、本当に難しいからです。
大切なのは「自分に合った、正しい演奏法を知ったうえで」練習すること。努力する方向性を間違えないことが大切です。
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私のレッスンの特徴は、演奏方法を「理論」で教えること。この理論を使い、私は音楽大学に行かずとも、国際コンクールの上位入賞を成し遂げました。
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1.シャンソンとパスピエ(リュエフ作曲)
- 演奏時間…約3分半
- 難易度…初級(〜中級)
- フラジオ…なし
ゆったりした非常に美しいメロディのシャンソンと、技巧的なパスピエと続いていく曲です。
- シャンソン…歌謡・小唄
- パスピエ…17〜18世紀に好まれた快活な舞曲
音色とテクニック、どちらもアピールできる選曲になります。
ピアノ伴奏も簡単な部類になります。
- パスピエは、吹奏楽を普段やっているとあまり見かけないであろう、3/8拍子で書かれている。
- ピアノとサックスがズレる、最後の掛け合いが難しい。
- パスピエは舞曲なので、テンポを上げすぎないように。(速すぎると踊れない)
シャンソンとパスピエの参考演奏を収録しました。練習や選曲の参考にしてみてください。
2.アンダンテとアレグロ(シャイユー作曲)
- 演奏時間…約3分半
- 難易度…初級(〜中級)
- フラジオ…なし
ゆったりしたアンダンテ部分と、技巧的なアレグロが続く曲です。
先ほど紹介した「シャンソンとパスピエ」同様、音色とテクニック、どちらもアピールできる選曲になります。
難易度に大きな差はないので、迷ったら好きな曲を選べば良いと思います。
- 大きな音量を出すときに、音が破裂してしまわないように。
- 演奏者によって、歌い方の解釈が分かれる曲なので、たくさんの演奏を聴く。
アンダンテとアレグロの参考演奏を収録しました。練習や選曲の参考にしてみてください。
3.ヴァカンス(ダマーズ作曲)
- 演奏時間…約3分
- 難易度…初級
- フラジオ…なし
この記事で紹介した曲の中で、最も演奏難易度が低く、取り組みやすい曲です。
中学生が初めて取り組む、ソロの曲としても良いです。
テンポも76で、全体的にゆったりした曲です。
- 吹奏楽を普段やっているとあまり見かけないであろう、12/8拍子で書かれている。
- 高いミの音から始まるフレーズがある。
ヴァカンスの参考演奏を収録しました。練習や選曲の参考にしてみてください。
4.プレリュードとサルタレロ(プラネル作曲)
- 演奏時間…約8分(プレリュード:約2分半・カデンツ:約3分半・サルタレロ:約2分の3部構成)
- 難易度…中級
- フラジオ…なし
ソロコンの時間制限によって、演奏する箇所を決めてください。
なお、カデンツ部分は独奏(ピアノ伴奏なし)です。
カデンツの難易度が高めですが、カットするのであれば少し難易度が下がります。
プレリュードはゆったりしたメロディで歌と音色を、サルタレロは技術をアピールしていきましょう。
- プレリュードはテンポ指定が、♩=48と遅すぎてかなり取りにくい。さらに細かい音符(6連符や32分音符)が出てきて、リズムが難しい。
- カデンツ(独奏)特有のテンポ感、間の取り方は、様々な演奏(他の独奏の曲を含む)を聴いて研究を。
5.アリア(ボザ作曲)
- 演奏時間…約4分
- 難易度…初級〜中級
- フラジオ…なし
最後は、完全なる「ソロコン向け」というわけではありませんが、ボザ作曲のアリアを紹介します。
終止ゆったりしたテンポの曲なので、演奏するだけなら難しくはないかもしれません。
しかし、この曲で入賞まで狙うなら、テクニックで魅せる曲ではないので、相当曲を研究して臨む必要があります。
サックスのために書かれた曲ではありますが、その美しいメロディから、他の楽器でも演奏されるほどの名曲です。
ソロコンはもちろんですが、1度は取り組んでみるべき曲です。
- 装飾音符の入れ方
- 弱音のコントロール
- 歌い方や音色のバリエーション
ボザのアリアは、こちらで演奏していますので、選曲の参考にしてください。練習しやすいように、練習番号の変わり目ごとにチャプターで区切っています。
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(番外編)サックスのソロコンで選曲をするときの注意点
サックスのソロコンの選曲をするときに注意すべき点は、「ピアノ伴奏の難易度」です。
実は、サックスよりもピアノ伴奏の方が、はるかに難しいケースが多いです。
ピアノ伴奏をお願いする人と、必ず一緒に選曲をするようにしてください。
ピアノ伴奏は、完璧にできれば素晴らしいですが、「一部の音を抜く」ことも考えて演奏してみてください。
(プロのピアニストでも、曲によっては音を抜いています。)
- ピアノ伴奏者に、選曲の相談をする。
- ピアノ伴奏は、場合によっては音を抜いてもOK
最後までお読みいただき、ありがとうございました。