サックス奏法

サックスを吹くと疲れる・腱鞘炎になる場合のチェックポイント

サックスを吹いていて、疲労や身体の痛みに悩んでいませんか?

サックス吹きからよく相談される、疲労や身体の痛みの解決策をまとめました。

この記事を読んでほしい方
  • サックスを吹いていると、身体が疲れる
  • サックスを吹いていると、下唇や右手親指など、身体に痛みが出る

私バージェスが考える、理想の演奏法はこちら!

結論

身体は疲れず、痛みもなく、頭だけ疲れる

音楽を表現するのに、色々考えを巡らせたり、周囲の音を聴いたりすることで、頭の疲労はします。

しかし、身体まで疲れてしまう・痛みが出てしまうというのは、正しい奏法ではありません。

楽器を長く続けていくには、「身体に無理がかからない吹き方」であることが重要です。

「身体に無理がかからない吹き方」をするための、具体的な方法を解説していきますので、ぜひ最後までお読みください。

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1.身体の痛みへの対策

サックスを吹いていて、身体の痛みが出るポイントと、解決策について解説していきます。

1-1.右手の親指が痛い・腱鞘炎になる

右手の親指が痛くなる場合、ストラップを下げすぎている可能性が高いです。

右手の親指で、楽器を支えてしまう

「右手の親指でも、楽器を支える」というのは、誤った理解です。

楽器はストラップだけで支える

楽器の重さが、右手親指にかからないように、ストラップを上にあげます。

右手の親指は、楽器の角度を決める役割しかありません。

バージェス

ストラップは、「ブレステイキング」を推奨している。楽器の重さを分散してくれるので、非常に楽。

値段が高いのはネックだが、バリトンで使用しても、壊れることは考えにくいので、1度買えば半永久的に使える。私自身も、多くのプロ奏者も愛用している。

ブレステイキングに、こちらの「ラップリフト」という商品を組み合わせると、首への負担が更に軽減します。(私自身も愛用しています。)

1-2.下唇が痛い

下唇が痛い場合、マウスピースを噛みすぎています。

演奏方法・セッティングの2つの観点から、解説していきます。

演奏方法

サックスのアンブシュアは、口元の筋肉を使って作ります。

顎(あご)の力・噛む力は必要ありません。口元の筋肉の使い方は次のとおりです。

「ウ」と発音したときのような、唇をすぼめる力を利用する。

マウスピースの周り360°包み込むようなイメージをもつ。

この口元の筋肉は、日常生活では使わないので、最初は疲れてしまいます。

しかし、口元の筋肉を使ったアンブシュアは、下唇が痛くなる以外にもメリットは大きいので、ぜひ試してみてください。

口元を使ったアンブシュアに関しては、こちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひお読みください。

>サックスのアンブシュア~口元の作り方と下唇の巻き方

セッティング

抵抗感が強いセッティングにしていると、マウスピースを噛みやすくなりがちです。

抵抗感が強いセッティングとは、次のとおりです。

  • マウスピース→開きが広い
  • リード→硬い(=番手が大きい)

前述した「口元の筋肉を使ったアンブシュア」で演奏できない場合は、抵抗感が強すぎるセッティングになっている可能性があります。

マウスピースとリードのセッティングを見直してみましょう。

バージェス

「3 1/2のような硬いリードを使う人=上手い人」という風潮もあるが、これは誤り。

私自身も、プロ奏者であっても、柔らかいリードを好む人は多いです。

即効性のある対策

下の前歯に、紙を巻いて、痛みを軽減する方法もあります。

吹奏楽部のサックスパート

紙は、具体的に何を使えばいいですか?

クリーニングペーパー?

バージェス

何でも良い。

クリーニングペーパーは割高なので、私は100均のあぶらとり紙にしています。

下唇の痛みを和らげる以外にも、下唇が滑らなくなるのでオススメです。

1-3.肩や肘が凝る

肩や肘に凝りがある場合、身体に余計な力が入っています。

これから解説する、身体の疲れへの対策を参考にしてください。

2.身体の疲れへの対策

身体が疲れないようにするためには、「脱力」した状態で演奏することが1番大切です。

2-1.基本的な構え方

まずは、正しい構え方を学ぶことが必要です。こちらの記事にまとめていますので、ぜひお読みください。

>サックスの構え方・姿勢を見直す

サックスは「音が出やすい」という特徴があります。

音が出やすいことはメリットのようにも感じますが、「変な吹き方でも音が出てしまう」とも言い換えることができます。

既にサックスを吹ける方も、定期的に構え方や姿勢を見直すことは、上達の近道です。

2-2.より脱力するためのヒント

より脱力するために、身体の仕組みやイメージの仕方を解説します。

楽器を演奏すると身体を動かしますが、脱力した状態に戻る癖をつけるのが重要です。

下半身をアーチ型で考える

1番安定する形は「アーチ型」です。

そのため、橋の設計でもアーチが使われます。

橋
支えがアーチ型になっています。

このアーチ型のイメージを、楽器演奏でも応用します。

足のつま先〜かかとを1つアーチだと考えます。(実際にアーチを作るのでなく、あくまでイメージです。)

右足と左足、2つのアーチの上に、足首〜股にかけてのアーチがあります。

アーチを意識することで、支えが盤石になる。

胴体と頭

胴体は、作ったアーチ(下半身)にのせるだけです。

背骨を伸ばしすぎると、力みにつながります。頭は背骨の上に乗っているだけです。

頭が重く感じる場合は、頭の位置が悪いので、重さを感じない場所を探しましょう。

演奏中に、胴体や頭を動かしても、リラックスできる位置に戻す。

肩・肘・手首

「ぶら下がっているだけ」というのがポイントです。

肩は鎖骨からぶら下がっているだけです。

「ぶら下がっているだけ」なので、肩を使って(後ろに引くなどして)、楽器を構えないようにしましょう。

肘は曲げるだけで、曲がった腕をぶら下げているだけです。手首もぶら下がった状態、自然体のそのままが基本の位置です。

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今回紹介した内容は、あくまで一例です。疲れの原因は、十人十色です。レッスンではあなたのお悩みに合わせた、個別の課題解決プログラムをご提案します。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。