良いリード選びは、演奏の上達に直結します。
悪いリードで練習してしまうと、変な癖がついたり、力んでしまったりと悪影響があります。
- どのようにリードを選べば良いかがわからない。
- 自信を持って、良いリードを選べない。
- リードが寿命を迎えてから、新品のリードに交換している。
私バージェスの、リードの選び方に対する考えはこちら!
新品の箱を開けた後、全てのリードを試す
基準は、硬さ→ppが吹ける→表現しやすいの順で判断
全てのリードで、良い音を出そうとしない
リード選び自体がサックス吹きの技術なので、継続して練習する
リードの選び方を間違えている方は、多く見かけます。
リードを選ぶ具体的な方法、選び方の基準まで詳しく解説していますので、ぜひ最後までお読みください。
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多くの情報から学び、たくさん練習しているのに、自分では気付かずに方向性を間違え、変な癖や固定観念のせいで上達できない人が、実は数多くいます。
多くの情報から、あなたに合った演奏法を見つけることは、本当に難しいからです。
大切なのは「自分に合った、正しい演奏法を知ったうえで」練習すること。努力する方向性を間違えないことが大切です。
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1.サックスのリードを選ぶときの具体的な手順
新品のリードを買ってから、リードを選ぶ工程を具体的に解説します。
1-1.箱から全てのリードを出す
あ、このリードもう寿命だ、交換しなきゃ。
新品のリードを1枚出そう。
それはアカン!
リードは1箱開けて、全てのリードから選ぶんだ!
リードが寿命を迎えるたびに、新品のリードと交換する方、多くありませんか?
このやり方は、良くありません。理由は次の通りです。
- 新品のリードは状態が安定しないので、すぐに演奏には使えない。
- 複数枚からリードを選ぶようにしないと、リードの良し悪しが判断できるようにならない。
リードを買ったら、箱から全て出して選ぶ。
使っているリードが寿命になってから、新品のリードと取り替える。
上達のためには、リードを選ぶスキルは必要です。
お金がもったいない気持ちは分かる、昔の私もそうだった…
しかし、これは上手くなるための出費として考えよう。
コストパフォーマンスを考えるなら、樹脂製のリードを検討してみてください。
近年の樹脂リードは、非常に質が良いです。詳しくはこちらの記事で解説しています。
>サックスの樹脂・プラスチックリードの評判と選ぶときの注意点
1-2.初めは少しだけ吹く
箱から開けたリードを全て試しますが、最初は吹きすぎないことが重要です。
新品のリードは、状態が安定しません。
少し吹いただけで、すぐに状態が変化してしまったり、雑音が入ってしまったりします。
- 30秒〜1分ほど吹いて、次のリードを演奏する。
- 箱のリード全て演奏したら、最初のリードに戻る。
- これを2〜3セット繰り返す。
新品のリードですぐに練習・曲に取り掛かる。
1-3.リードに硬さのランクをつける
次に吹いたリードに、硬さのランクをつけます。
私自身は、以下の4つに分けています。
S | 息がすぐに音になり反応は良いが、少し息の圧力をかけただけで、音が広がって使えない。 |
SH | それなりに鳴って、コントロールしやすい。 |
HS | 音はしっかり鳴るが、重いのでコントロールが少し難しい。 |
H | 硬さがありすぎて、音を出すことさえ大変。 |
S→SH→HS→Hの順番で、硬いリードとなります。
SはSoft(柔らかい)、HはHard(硬い)という意味でつけています。自分が分かれば、どのような表記でもOKです。
SH〜HSの間に入ったリードから、さらに厳選します。
厳選するポイントは、次の2点です。
- ppで演奏ができるか。(特に高音域・低音域でppが使えるとかなり良いリード!)
- メロディをきちんと歌えるか。(=表現しようとしていることができるか。)
このポイントまでクリアできると、本番でも使えるリード候補に仲間入りです。
少し硬いものは、使い続けていくことで、柔らかくなっていくこともあります。
しばらく使っても硬いものは、削る方法もあります。
このランク付け→厳選ポイントのチェックの過程は、マウスピースやリガチャーを選定する際にも使えます。
1-4.徐々に演奏時間を伸ばしていく
初めは、1分以内で吹いていましたが、それを数分→十数分→…、と徐々に伸ばしていきます。
この過程で、リードが育ち、安定した状態となります。
また、長持ちするようにもなります。
2.リードを選ぶときの重要ポイント
リード選びをする上で、重要な考え方を解説していきます。
2-1.全てのリードで良い音を出そうとしない
リードを選ぶときに陥りがちな盲点として、「全てのリードで良い音を出そうとしてしまう」というものがあります。
これでは、正しくリードを選ぶことができないばかりか、演奏に変な癖もつてしまう可能性があります。
それぞれのリードで、良い音を出そうとして、吹き方を変えてはいけない。
普段の吹き方で、良いリードかどうかを判断する。
私たち演奏者が、リードという道具に合わせる必要はない。
演奏者に合う、道具を探すことが重要。
この考えはリードに限らず、マウスピース・リガチャーなどを選ぶ場合であっても、重要です。
2-2.リード選びも練習である
リード選びも、サックス奏者にとって大切な技術です。
初めから良いリードを選べる人はなかなかいません。
継続していくことで、良いリードを見分けるコツがわかったり、速くリードを選ぶことができるようになります。
私自身も「リードの選び方」をレッスンしてもらった経験がある。
「リード選び=サックス吹きの技術の1つ」であることがよく分かる。
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まとめ
リードの選びの具体的手順、選ぶための基準と心構えを解説してきました。
- 新品の箱を開けた後、全てのリードを試す
- 基準は、硬さ→ppが吹ける→表現しやすいの順で判断
- 全てのリードで、良い音を出そうとしない
- リード選び自体がサックス吹きの技術なので、継続して練習する
選定品リード販売のお知らせ
音色・演奏に大きな影響を与えるリードですが、一般的に、楽器やマウスピースのような選定品は販売されていません。
良いリードを良い演奏に直結します。また、良いリードを知らないと、良いリードを選ぶ技術も身に付きません。
詳細は以下のリンクを参考にしてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。