この記事では、2022年度吹奏楽コンクールの課題曲について、主にサックスパートの演奏上の注意点をまとめました。
吹奏楽曲を年間100曲以上、吹奏楽のCDを30枚以上リリースした私が感じた、課題曲の演奏のポイントを公開します。
この記事を読むと、コンクールでより良い賞をとるための、練習のヒントを学ぶことができます。
これから半年間、私自身も皆さまと同じく課題曲について勉強していきます。新たに分かったことがありましたら、随時記事を更新していきますので、何度でもお読みください。
1.共通の注意点
課題曲を演奏するうえで、注意すべき共通のポイントを解説します。
吹奏楽全般のサックスパートの演奏方法は、こちらの記事でも詳しく解説しています。
1-1.どの楽器が主役かを考える
吹奏楽でサックスを吹く場合、次の3パターンの演奏方法があります。
- 他の楽器に溶け合わせる・他の楽器を引き立てる
- サックスが主体となって音楽を作る
- サックスと他の楽器が同等になるように演奏する
課題曲を演奏する場合、ほとんどが①のパターンになります。
どの楽器が自分と同じ動きをしているか、自分の音色が周囲とブレンドしているかは、常に意識しましょう。
1-2.メロディとハモリの考え方
理想は、メロディが1番よく聴こえているが、ハモリの音もきちんと鳴っている状態です。
課題曲では、1stアルトがメロディを、2ndアルト・テナーがそのハモリにまわる箇所が多くあります。
メロディを目立たせるために、ハモリのパートが極端に退いて演奏するのは避けましょう。
全ての音が聴こえていることが重要です。
また、音域によって、鳴りやすいパート・鳴りにくいパートがあるので注意してください。
各楽器の高音域・低音域は鳴りやすく、中音域は鳴りにくいのがサックスの特徴です。
1-3.マーチの演奏法(課題曲Ⅱ・Ⅳ)
マーチは基本的な構成や演奏方法が決まっています。課題曲に限らず、マーチを演奏する場合は、必ず理解しておきましょう。
基本的なマーチは次の構成で書かれています。
- 序奏
- 第1マーチ
- 第2マーチ(低音メロディが多い)
- トリオ(中間部)
- 間奏
- トリオの反復
テンポキープが最重要
マーチは「行進曲」の意味です。実際の行進よりは、コンサート用に書かれた楽曲も多く存在しますが、基本的なルールは同じです。
行進、つまり「歩く」ための音楽なので、テンポは一定にキープします。テンポが一定でないと、歩きにくいですよね。
テンポチェンジの表記がある曲も確かにあります。しかし、指示がない場所は、必ず一定のテンポを保てるように練習しましょう。
「テンポを一定で保つなんて簡単」というのは勘違いで、実はかなり難しい!メトロノームなしで録音してみると分かります。
低音楽器の刻みは歩幅を表す
低音楽器が表拍の刻みを、他のパートで裏拍の刻みを担当します。これは足の上げ下げを意識してください。
表拍の刻みは、裏拍の刻みと比較して長く演奏します。頭拍が8分音符で書かれていても、余韻を使って演奏することが多いです。
トリオの演奏はガラッと変える
特にトリオの演奏は、それまでの演奏とはガラッと変える必要があります。トリオとそれ以外の演奏が同じようだと、聴衆に飽きられてしまいます。
具体的には、トリオは次のように演奏します。
- 柔らかめの発音や音色
- 長いレガート
- 落ち着いた雰囲気(転調をする)
- 低音楽器の刻みは、長く演奏
課題曲Ⅳにはトリオ(Trio)の表記がありませんが、37小節目からトリオとして演奏してください。
2.各課題曲の個別の注意点
各課題曲の個別の注意点について、解説していきます。
課題曲Ⅰ.やまがたふぁんたじぃ~吹奏楽のための~
独特な拍子を感じながら、リズムをはっきり表現します。
冒頭~ レガートとリズミカルな部分の対比をはっきり
13小節目から各パートに登場する音形は、最後の音にスタッカートがついています。舌で音を止めて演奏します。
クラシックでは息で音を止めるのが基本で、舌で音を止める奏法はあまり使われないので、意識して演奏してください。
19小節目から、1stアルトがクラリネットの補助としてレガートのメロディを演奏します。伴奏群は、冒頭からの雰囲気を残して対比を出します。
27小節目からテナーがユーフォニアムの補助で、31小節目からアルト・テナーが木管ユニゾンでレガートのメロディに加わりますが、バリトンは愚直に前からの雰囲気を守ってください。
35小節目~ 6/8拍子の雰囲気を出す
35・36小節目の表記は4/4拍子ですが、次の楽譜のように、実際は6/8拍子のように演奏します。
バリトンのパートが全て頭打ちとなります。この頭打ちを受けて、アルト・テナーは入ります。
バリトンは、アルト・テナーを活かすために、音をついたらすぐに減衰させます。
52小節目~ 柔らかい音色で響きを足す
52~57小節目はホルンが主体の音楽です、ホルンのサウンドに溶け合う音色を意識します。
一方で58小節目の1stアルトは、メロディのオクターブ下なので少し主張すると、オクターブ上のピッコロが歌いやすくなります。
フレーズ始まりの符点4分音符で、音を押さないように注意しましょう。
61小節目からの3連符の掛け合いは、移り変わりが見えるようにアンサンブルします。
64小節目~ 1拍子での演奏を目指す
70小節目から、伴奏であるホルンとスネアドラムが、6/8拍子のように刻みを担当しています。
78小節目からのアルトのメロディを、2拍子で感じすぎてしまうと、伴奏群の拍子感が活きません。
リズムが安定したら、1小節1拍(1拍子)のつもりで軽く演奏すると良いです。ただし、1拍子といっても、1拍目は大きくならないように注意します。
8分音符が2つ並んでいる箇所は、1つ目の8分音符を2つめの小さなアウフタクトと捉えると良いです。
90小節目からのffは、雰囲気をがらりと変えます。
アルトの横アクセントの位置が、拍頭となる変拍子と感じてください。最後の縦アクセントは、テナー・バリトンとつなぎます。
テナー・バリトンは、92小節目4拍目の裏拍が長くならないように注意、93小節目頭は全員休符です。音がはみ出すと、この休符が活きません。
98小節目からは、各パートを組み合わせると、8分音符単位で音が全て埋まります。
110小節目から、音の長さを微妙に長くしていくと、クレッシェンドの効果が高まります。そのためには、78小節目からのスタッカートをかなり短めにとっておくことが必要です。
120小節目からは、スラーの始まりを頭拍で感じましょう。
128小節目~ クライマックスに向けて、音量だけでなく音の長さ・音色で盛り上げる
163小節目からの4小節間も、音量だけでなく音の長さを微妙に伸ばしていくことで、クレッシェンドの効果を高めることができます。
クレッシェンドは、音量を上げるだけでなく、音の長く・音色を硬くすることでも表現できる
179小節目からのバリトンは、1つずつくさびを打つイメージで、音色を少し硬めに、はっきり演奏します。
199小節目2拍目の3連符は、下行形ですが音が減衰しないように。
200小節目1拍目の裏拍の縦アクセントは、つけにくいので、より強調しましょう。
課題曲Ⅰを演奏するにあたり、特に身に付けておきたいサックスの奏法・練習方法をこちらで解説しています。
課題曲Ⅱ.マーチ「ブルー・スプリング」
全体的に爽やかな印象の4拍子のマーチです。曲想に合った、明るめの音色での演奏を目指しましょう。
冒頭~ 1・3小節目の低音から音楽が生まれる
1・3小節目の1拍目のバリトンサックスは、非常に重要な音を担当します。豊かに1拍目を鳴らしたら、2拍目からのメロディパートに道を譲るように、少し楽に演奏します。
メロディ・ハモリの4分音符は、低音楽器を聴いて入ります。低音楽器が根音をとって、分散和音を演奏しますので音程に注意してください。
練習番号A~ レガートになり過ぎず、タンギングを活かす
バリトンサックスの頭打ちは、8分音符で書かれていますが、余韻を使って、短くなり過ぎないように注意します。コントラバスがいる場合、ピッチカートで演奏していますので、真似すると良いでしょう。
バリトンサックスの頭打ちは、この曲全体を通して上記の吹き方で。コントラバスのパート譜を見て、弓で弾くか、ピッチカートで演奏しているかを見ておくと、ヒントになると思います。
メロディは、レガートで歌いたくなるようなフレーズですが、まずはタンギングを活かして演奏します。16分音符は、緩くならない(3連符にならない)ようリズムに注意し、後ろの8分音符にくっつけて演奏します。
強いタンギングを使うフレーズではないけど、歯切れよさを少し出しておくことで、後のトリオとの対比ができます。
それに対して、練習番号Bから始まるテナーのオブリガードは、幅広くレガートで演奏します。音色はユーフォニアムに溶け合うよう、柔らかく作ります。
練習番号C~ 主となる楽器・曲の雰囲気の移り変わりに注意
練習番号Cからの構成は、次の通りです。
- 練習番号C…低音楽器メロディ
- 練習番号D前半(~28小節目)…木管楽器メロディ
- 練習番号D後半~E…トランペットメロディーの金管主体
低音楽器のメロディは、音が短くなり過ぎないように。短くなると力強さが半減します。
低音楽器の裏で演奏するアルト・テナーの伴奏は、速い息で歯切れよく演奏しましょう。音色は多少硬くなってもOKですが、低音のメロディより大きくならないように意識します。
アルトの24小節目の3拍目は要注意です。表拍は歯切れよく、裏拍からはできるだけ柔らかい音色で、クラリネットに溶け合うように。
29・30小節目のアルトは、1拍目裏のスタッカートを切りが汚くならないように。2ndにだけ、1拍目表拍にテヌートがありますが、1stもテヌートを意識します。
29・30小節目のテナーは、クレッシェンドを先導する意識で演奏します。ただしメロディではないので、音量を追い越さないように注意してください。
練習番号Eからは、金管主体の音楽です。アルト・テナー・バリトン全てのパートで、同じ動きをしている金管楽器がありますので、そちらを聴きながら響きを足す・サポートに徹します。
トリオ~ 休符前の8分音符の処理に注意
トリオ冒頭のバリトンは超重要です。ここのデクレッシェンドは、音量だけでなく、音色や雰囲気も変えるイメージを持ってください。
アルトはクラリネットに溶け合うような音色で。43小節目の形で、8分休符の前にある8分音符は、余韻を残して切ります。
練習番号Gからのテナーに、メロディと同じ音形が出てきます。(62小節目など)メロディと吹き方を統一しましょう。音の上行・下行に合わせて少しだけクレッシェンド・デクレッシェンドを入れると、歌いやすいです。
バリトンの頭打ちは、前の音よりも柔らかく演奏します。
練習番号H~ 転調による雰囲気の違いを意識
練習番号Hのアウフタクトから、音楽の様子が一変します。音量だけでなく、音色・発音でも変化を出せるようにしましょう。
87・88小節目のバリトンの裏打ちのような動きは、打楽器の音形に合わせて(自然な減衰をもって)演奏します。
この曲に限らず、低音楽器を担当するときは、打楽器を聴くと演奏のヒントを得られることが多い。
同じ刻みでも、スネアなら軽い音楽、バスドラやティンパニなら重い音楽。
練習番号Jからは、転調して再現部となります。スラーが外れていますので、タンギングで歯切れよさを出しましょう。
テナーのオブリガードは、今まではユーフォニアムの柔らかい雰囲気に合わせましたが、ここはトロンボーンの歯切れの良い形に合わせましょう。
基本最後までトランペット・金管主体の音楽となりますが、練習番号Kのアウフタクトから3小節間だけ、クラリネット・木管主体の音楽となります。全パート柔らかい発音・音色で演奏しましょう。
104小節目の3・4拍目は、多くのパートで符点のリズムをとります。このリズムは今までに登場しない特徴的なリズムなので、少し硬めの発音・音色ではっきり見せます。(ただしやり過ぎはNG)
110小節目のアルト・テナーの音形は、16分音符の前で間を開けて、16分音符は次の音符に繋がるようフレーズをとってください。
課題曲Ⅱを演奏するにあたり、特に身に付けておきたいサックスの奏法・練習方法をこちらで解説しています。
課題曲Ⅲ.ジェネシス
全体的に柔らかい音色が必要ですが、特徴的なリズムや掛け合いを見せるために、はっきりとした演奏が求められます。
冒頭~ 16分音符のグルーピングを意識
16分音符は、次の長い音に対する、小さなアウフタクトだと感じて演奏すると、曲が前向きになります。
練習番号Aは金管主体の音楽です。アルトはホルンに、テナーはトロンボーンに、バリトンはチューバに音色をそれぞれ合わせます。
アルト・テナーのパートは掛け合いになっています。4分音符以上の長い音符は少し楽に吹いて、もう一方のパートが聴こえるようにアンサンブルを作ります。
16小節目は、2ndアルト・テナー・バリトンはシンコペーションなので、軽く音を抜きましょう。
練習番号B~ 楽譜は4/4拍子だが、実は変拍子
練習番号Bの4/4拍子で表記された箇所は、実は変拍子です。次の拍が頭拍になります。
メロディも伴奏も、不規則な頭拍の場所をしっかり発音し、少し弾むように演奏することで、変拍子の感じを出しましょう。
逆に2/4拍子の部分は、レガートに演奏することで、変拍子部分が際立ちます。
練習番号C~ 小節線をまたぐときのエネルギー
29小節目のアルト・テナーの動きは、裏拍からスラーが始まっています。裏拍から音楽が始まっていることをイメージして、はっきり発音します。
特に29・30小節目の4拍目の裏の音は、テヌートを感じて小節線を超えるのに、しっかりエネルギーをかけると音楽的です。
バリトンの4分音符は、次の2分音符のアウフタクトだと思って小節線をまたぎます。
練習番号D~ カノンのような掛け合い(階梯導入)に注目
練習番号Dのテナーのリズムを、2拍後にアルトがそのまま追いかけています。
このように同じ音形で、次々に入っていくような形を「階梯(かいてい)導入」と呼びます。
階梯導入は、リズムをはっきり見せると音楽的です。テナーはまずモチーフとなるリズムをはっきり見せる必要があります。
次に入るアルトは、周りの音に埋もれずにテナーの音形と同じであるように、リズムをはっきり見せます。ここがはっきり見えないと、階梯導入であることが分かりません。
バリトンの34小節目も、階梯導入の始まりなので、1拍目を特にはっきりと発音します。
練習番号F~ レガートでシンプルに歌いこむ
42小節目からはレガートの音楽、なるべく長くフレーズをとります。サックスやクラリネットがレガートで音楽を作れるほど、縦ノリで伴奏を入れるフルートとの対比が際立ちます。
時々あらわれる臨時記号が歌のポイントです。ここに想いをよりのせて歌いこみます。
レガートの音楽で、臨時記号のついた音をどう表現するかで、演奏は大きく変わる。
56小節目から転調します。♭調でより柔らかい音でフレーズをとじます。
練習番号I~ 音量はそこまでいらないが、はっきりリズムを出す
61小節目のアルト・テナーは掛け合い。8分音符3つの並びが、順に繰り返されるので、はっきりリズムを出します。
練習番号Jからのアルト・テナーはホルンの補助です。音色が硬くなり過ぎてはいけませんが、発音をはっきりして、リズムをはっきり出します。16分音符から音楽が始まっていることを意識してください。
課題曲Ⅲを演奏するにあたり、特に身に付けておきたいサックスの奏法・練習方法をこちらで解説しています。
課題曲Ⅳ.サーカスハットマーチ
速いテンポのマーチです。曲全体を通して、特に16分音符のリズムが不正確になりやすいので、注意して演奏します。
冒頭~ リズムに注意(特に16分音符)
冒頭のシンコペーションは、金管楽器の補助です。(1小節目はホルン、2・3小節目はトランペット)
サックスの音色を前面に出す箇所ではないので、発音やタンギングが強くなり過ぎないように注意します。
冒頭部分は、特に16分音符のリズムを正確にとれるように練習してください。(3小節目のテナーとバリトン、6小節目)
16分音符は、油断すると3連符と混同しがちです。次の2つのリズムの違いは、明確に表現できるようにしましょう。
練習番号A~ この曲のモチーフの演奏方法
7小節目から始まるメロディは、装飾音符にアクセントがつかないよう注意を払ってください。装飾音符もフレーズの中に入れます。
サックス奏者は、装飾音符にアクセントをつけて演奏してしまいがち
伴奏のバリトンは、7・8小節目の形は、3拍目裏の16分音符を4拍目頭の8分音符と繋げます。
また、9・10小節目の裏拍から始まる音を、次の表拍の音に繋げます。(17・18小節目のアルト・テナーの音形も同様に演奏します。)
練習番号Aからの形は、この曲のモチーフで何度も登場しますので、同じように演奏するようにしてください。
練習番号C~ 1stアルトソロとバリトンの見せ場
25小節目から始まる1stアルトのソロはメロディです、ピッコロ・フルートのソロは伴奏なので、アルトがしっかり存在感を出します。
歌に気を取られて、16分音符のリズムが緩くなる(3連符に近くなる)ことが無いように注意します。
バリトンサックスは、アルトのソロで吹く唯一の低音パートです。コントラバスのピッチカートを意識した演奏とすると良いでしょう。
29小節目の3・4拍目の下行音階で少しクレッシェンドを入れると、歌が生まれます。
37小節目~(トリオ) 柔らかい音色で、pの音楽を
37小節目は、前までの音楽とは全く別の、柔らかい音色で入ります。トランペットの伸ばしは、前までの音楽の延長なので、惑わされないように。
練習番号Dの入りは、サックス主体のメロディです。それに対して、練習番号Eは木管全体でサウンドを作りますので、サックスの音色が目立ち過ぎないように。
メロディの始まり、真ん中のレの音が、アルトサックスとしては、音程が高くなりやすい鬼門の音です。
下のレを吹くときと同じように演奏し、オクターブキーを押すだけにすると、音程が上がりにくいです。詳細はこちらの記事をご覧ください。
練習番号Dのバリトンサックスの裏メロは、音量pですが少し積極的に演奏します。
メロディの音量はmpですが、低音の裏メロを担当するパートが、バリトンサックスとバスクラリネットだけなので、少し大きめに演奏すると良いバランスです。
ただし、あくまでp・mpの音楽の中なので、過度に歌い過ぎると、音楽の雰囲気に合いませんので、注意してください。
練習番号F~ 金管楽器のサポートへ
トリオを抜けると、基本的には金管楽器主体の音楽が続き、幕を閉じます。
アルト・テナー・バリトン全てのパートで、同じ動きをしている金管楽器がありますので、そちらを聴きながら響きを足す・サポートに徹します。
練習番号Hから4小節間だけ、例外的に木管主体のメロディが入りますが、「木管主体」なので、サックスの音色だけが目立つような吹き方はNGです。
練習番号Hは、トリオの再現部ですが、雰囲気は変えて演奏します。
課題曲Ⅳを演奏するにあたり、特に身に付けておきたいサックスの奏法・練習方法をこちらで解説しています。
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